令和7年8月16日、今年も、稲取仏教会主催による「お盆送り火」が、穏やかな海と天候に恵まれた中、稲取港にて厳かに執り行われました。

当日は、故人にご縁のある多くの方々が集まり、静かに灯された灯篭を手に、それぞれの想いを胸に過ごされました。


今年は、当寺院の住職が亡くなられた方々のお名前を一人ひとり丁寧に読み上げ、参列者の心に深く響く時間となりました。

灯篭は2艘の漁船に乗せられ、港の中をゆっくりと三周したのち、沖へと送り出されました。夕暮れから夜へと移り変わる空の下、水面に浮かぶ灯篭の光が幻想的に揺らめき、会場は静かな感動に包まれました。

また、役場前には焼きそば・かき氷・飲み物などの屋台が並び、地域の皆さまが語らい合いながら、夏のひとときを和やかに過ごされる姿も見られました。

送り火は、故人を偲び、今を生きる私たちの心を結ぶ大切な行事です。ご参加くださった皆さま、準備・運営にご尽力いただいた関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。
