伊豆新聞に掲載されました

伊豆新聞に掲載 平成29年1月28日(土)付

参道の白蛇、昇り竜の巨大壁画が完成しました。

20160128伊豆新聞

記事

境内に「金運の蛇石」をまつる東伊豆稲取の清光院(菅原大道住職)の参道にこのほど、白蛇と昇り竜を描いた巨大な壁画が完成し、参拝者らの目を引いている。

同院は約70年もの間無住だったが、菅原住職が2014年に就任し、地域に親しまれ、人々が集う寺を目指して伽藍(がらん)の再整備を進めている。壁画は「石階段を69段昇って訪れる参拝者の負担を減らせないか」と菅原住職が知恵を絞る中で思いついたアイデア。河津町見高にある真乗寺の本堂欄間に昨秋、河津桜の絵を描いた静岡市駿河区の画家綺爽(きさ)聖昭さんに、同寺住職の仲介で制作を依頼し、綺爽さんが年明けから一気に描き上げた。

参道わきのコンクリート擁壁に描かれた壁画は延長約50メートルで、最も高い個所の高さ4メートル。白と黒の特殊な塗料で、白蛇と竜が互いにからみ合って天に昇るさまを描いた。その大きさと絵図は迫力いっぱいで、参拝者が白蛇と昇り竜に乗って気分も高揚し、足取り軽く参道を登り切ることができるようにした。

菅原住職は「白蛇と昇り竜が参拝者のパワーとなって運が開ければ幸い。これからも地域の人々に親しまれるお寺を目指していく」と話した。

(伊豆新聞掲載記事)